2004年 11月 30日
あすなろ物語 |
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あすなろ物語。
「明日は檜になろう、明日は檜になろう」と願いつつ、
決して檜になることはできない、翌檜の木になぞらえて、
主人公の鮎太の青春が爽やかに瑞瑞しく描かれていました。
永遠に檜にはなれないと、心の奥では感じながらも、
自分の可能性に賭けてみよう・・・これは誰しも思うことで、
わたし自身、未だに翌檜状態です。
自然体で、飄々と生きつつも、
明日は檜に・・・という想いをひそかに持ち続ける
鮎太の姿に、なんだかとっても愛しさを覚えました。
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by porenar
| 2004-11-30 09:29
| livre