2004年 11月 03日
夏休みのレモネード |
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【夏休みのレモネード】を観ました。
ベン・アフレック&マット・デイモンがプロデュースした作品で、
異教徒の1歳違いの少年の心の交流、友情や、
彼らをとりまく大人たちを絡めた家族の愛の物語でした。
子供が言うにしては、ちょっと立派すぎるセリフには、
やや辟易としたものの、宗教や文化を越えて
奥深いところで、心をかよわせ、
互いを理解していく姿は
とても温かいものでした。
大人たちが、少年をきちんと1人の個と認め、
きちんと敬意をはらっていたところも
脚本の丁寧さを垣間見せてくれました。
最終的に、物語は切ない方向へ流れていくのだけれど、
主役のピート少年が探求の末に導き出した答えは、
納得のいく、いいものだったし、世の中みんなが
固定観念にとらわれず、このような境地に達すれば、
血で血を洗うような痛ましい争いもなくなっていくのに・・・。
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by porenar
| 2004-11-03 22:26
| film